野菜の生産や、農地の管理、野菜の出荷などの通常の農業の業務から、ビニールハウスづくりや土工事など、作業場の整備まですべて自分たちで行っています。
事業内容へ皆さんこんにちは。就労継続A 型事業所マヤファーム代表者厚見剛です。
私が農業と出会ったのは平成18 年ですが、それまではサラリーマンをしていました。
サラリーマンの私が個人で農業をするのは、それはそれは大変でした。
それでも2 年・3 年とやっていくうちに、何とか食べていくことが出来るようになりました。
ちょうどそのころ、近くの障がい者施設の利用者さんが遊びに来るようになり、農作業を手伝ってくれるようになったのです。大勢で仕事をするのがこんなに楽しい事だったのを改めて感じた私は、どうしても自分で障がい者施設を作って、いっしょに農業をしたいと思うようになりました。こうして出来た施設がマヤファームです。
そうは言っても、最初は利用者さんにどんな事をしてもらったらいいのか、どんな事が出来るのか分からず、あまり作業がはかどっていませんでした。そんなある日、ある利用者さんに簡単な機械の使い方を教えたところ、なんと上手に出来る事か。本当にびっくりでした。もしかしたら本当は何でも出来るんじゃないか?
今度はトラクターを教えました。案の定すぐに出来るようになりました。
もう目からうろこです。私は障がいがあってもやる気があれば何でも出来ると確信しました。利用者さんには、私が出来ることをすべてやってもらう事にしました。時間がかかってもいいのです。いったん出来るようになればスピードアップは難しくありません。
いつの間にか、マヤファームはプロの農業集団になっていました。マヤファームの野菜は岡山の市場でも評判が良く、もっとたくさん出してほしいと言われる様になりました。
マヤファームは利用者さんがレベルアップした分だけ事業が広がります。もう始めたころの、8 倍の農地で農作業を行っています。
なぜこんなに利用者さんがレベルアップしたのか?私は農業だからではないかと思います。農業は本当にいろんな事をしないと出来ません。夏は暑いし、冬は寒いです。でも、それがいいのかも知れません。だから、みんなすごく元気です。
ミーティングでは利用者さんから、「もっといろんな事が出来るようになりたい」と意見が出ます。農業のプロになれるかどうかは、障がいは関係ありません。いえ、仕事が出来るかどうかは、やる気だけの問題であって、やれば出来ます。
もし、あなたが自立したいのであれば、ぜひ一度マヤファームをたずねて来てください。
働いた事がなかったり、自信がなかったりでも遠慮はいりません。
将来が農業のプロでなくてもかまいません。きっとあなたの夢を実現させられます。
スタッフ一同待っています。
単独同一作業ではなく、毎日の作業内容が異なります。また、この作業がやりたいと言ってもらえれば、その担当をまかせることもあります。
自由度が高く、みんなで助け合って協力しながら働く事が出来ます。
農地の測量から始まり、出荷まで全ての作業を経験できるので、働く事の「喜び」や、自分でできたという「自信」を感じる事が出来ます。
独立を目指している方には、支援も行っています。
計量のやり方・動力噴霧器の使用及び安全管理
トラクター・田植え機・施肥・除草剤の使用及び安全管理
コンバインの使用及び安全管理
トラスティ―ファームにてネギの作業見学
収穫・出荷作業※コンプレッサー・皮むき器の使用及び安全管理
測量器具・電気工具の使用及び安全管理
トラクター・草刈り機の使用及び安全管理
※実施月及び内容については、変更する場合があります。
※雨天時等上記以外にも、勉強会を行う場合があります。